They Wound to Japanese Pride.

政府の行政刷新会議の13日の仕分け作業は、次世代スーパーコンピューターの開発予算に事実上の「ノー」を突きつけた。議論の方向性を決定づけたのは「(コンピューター性能で)世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」という仕分け人の発言。結局、「科学技術立国日本」を否定しかねない結論が導かれ、文科省幹部は「日本の科学技術振興政策は終わった」と吐き捨てた。
(後略)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091113/stt0911131914010-n1.htm

文科省幹部の一言に全てが集約されていると思います。
政治家が言っただけならまだしも、専門家までこんなことを言い出すとは……。
どこの似非専門家だこの野郎(゚Д゚#)、と思って調べてみました。
すると、このWikipedia:金田康正氏は東大院で計算機工学の専門家で、しかも東京大学情報基盤センタースーパーコンピューティング研究部門に在籍しているそうな。
……何とも言えない気持ちです。信じられない、なんてレベルではありません。
この人は、本来先頭に立ってスパコン世界一計画を擁護すべき人ではないのか……。
それとも、一部で指摘されているようにまさかご自身の持論にそぐわないから反対している、という愚かな行為なのか。
実際のところはわかりませんが、情報工学をやっている端くれとして哀しい限りです。
もう、暴走を止められる人は誰もいないのでしょうか。