the Trick shooting of a Broadcast Association.

HDDレコーダで録画した第60回NHK紅白歌合戦
折角なので保存用にとっておこうと思い、PV4を使いキャプチャ。

Huffyuv

取り敢えず、Huffyuvへエンコードして中間ファイルを作ろうとしたところ、何故か強制終了の繰り返し。
一度にエンコードするデータが大きすぎてもまずいのかと思い、前後編をさらに2つずつに分割したところ、取り敢えず完走しました。

DVDオーサリン

このファイルを使ってDVDオーサリングへ。
ところが、何度やってもMPEG-2へのエンコード中に強制終了。

Windows Media Video

仕方がないので、WMVへの変換を試行。
ところがWindows Media Encoderに掛けたところ、どうも毎度似たようなところで強制終了。
エンコーダが落ちるまでのプレビュー画面を眺めていると、直前に何だか妙なノイズが……。

エンコーダ殺し

中間ファイルをフレーム単位で送ってみたところ、特定のフレームにノイズが乗るのを発見。
ノイズが出るフレームは決まっていました。
派手な映像演出の現れるところ、舞台奥のLED幕?がアップになるところに高確率で出現……。
どう見てもエンコーダに優しくないソースだなぁ、とは思ってましたが、こうも顕著に表れるとは思いませんでしたorz

お手上げ

一次ソースからやり直し、設定を変えてみたり他のコーデックを使ってみたりしましたが中々うまくいきませんでした。
こうなったらお手上げです。
この派手なLED幕?を用いた演出は全編で多々用いられている訳で、フレーム単位で除去していてはきりがありません。
そして何より、この番組全編をとっておく事にそこまでの価値を見出せません。
欲しいところだけ、部分的に切り取るほか無さそうです。

しかし

ここまで来ると勘繰ってしまいます。
わざとエンコードしづらい映像制作を行ったのではないか、と……。
そんな目的は多分無いと思いますが、結果的に録画した映像を弄る事を妨害することに成功している放送協会に賛辞を送りたいと思います。

(#゚Д゚)、

ちなみに、番組の最初からこの状況に陥るのですが、そのときの楽曲がこれ。

だってこの僕らがルール そこんとこ譲れない


全く関係ないのに、本件にあってはそのまま業界の強弁に聞こえる皮肉なのでした。